【OT】拮抗した試合もクラッチタイムに経験値の差を見せたセルティックスが先勝!

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日本時間5月22日(水)より始まった2023−24シーズンカンファレンスファイナル!

最初の試合は東の優勝候補ボストン・セルティックス対第6シードから快進撃を見せるダークホースインディアナ・ペイサーズの1戦!

前評判はセルティックス優勢の見方が多かったマッチアップだが蓋を開けるとオーバータイムにまでも連れ込む互角の戦いとなった!

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拮抗した試合展開

ジェイレン・ブラウンの豪快なダンクから火蓋を切ったこの試合は、その勢いのままに12−0のランでセルティックスがリードする展開に。

今シーズンのペイサーズのプレイオフの傾向から考えるとこのままブローアウトとなる可能性も考えられたがこの試合は一味違う!

エースのタイリース・ハリバートンのスリーポイントに加えて、

チームの完成度の高さを見せつけるようなボールムーブでイージーバスケットをとると1ポゼッション差で第1Qを終えることに成功。

第3Qに一時13点差をつけれるシーンもあったもののその後再び1点差まで縮め、第4Qに!

運命のクラッチタイム

第4Qはまさに一進一退の試合展開!

1ポゼッション以上の差がつくことがないまま迎えた残り45秒にこのプレイオフでステップアップを見せているアンドリュー・ネムハードのジャンパーで3点差に!

この一本がとどめとなるかと思われたが、ドラマはここからだった。

点差が動かないまま迎えたラストポゼッション。

パスカル・シアカムのハードなディフェンスを受けながらジェイレン・ブラウンが放ったスリーポイントがリングに吸い込まれ117−117の同点でオーバータイムへ!

試合後にこのシュートを振り返ったジェイレン・ブラウンはインタビューの中で以下のようなコメントを残しています!

Welcome to the NBA Playoffs!!!

試合は終了のブザーが鳴るまで終わらないぜ

ジェイレン・ブラウン

オーバータイムに入ってからはテイタムが息を吹き返したような活躍!

クラッチタイムのスリーポイントに加えて、10得点を叩き出しチームを勝利に導きました!

第2戦に向けて

最終盤に素晴らしい集中力を見せたジェイソン・テイタムですが、今回の試合の出来には納得がいっていないようだ。

試合後の会見にて第2戦にどう臨むか、という質問に対して以下のようなコメントを残しているとアメリカのスポーツメディアESPNが報じている。

緊張感を持って臨むよ。

これまでとは状況が違う。最初の2戦は第1戦に大差で勝っていたから、人間性がそうさせたのかもしれない。

でもこのシリーズの1戦目は接戦で延長戦までもつれ込んだんだ。

勝つべくして勝ったと思うけど、もっといいプレーができたと思う。

ホームコートを守るために、ここ最近よりも良い準備をして臨むよ。

ジェイソン・テイタム

一方勝てた試合を落とす結果となったペイサーズを指揮するリック・カーライルは敗戦の責任を感じているようで、この試合の反省点を以下のように述べている。

この敗戦は完全に私の責任だ。

オーバータイムになるまでの残り10秒の時点でタイムアウトを取り、ボールを前に進め、ボールを入れる方法を見つけてフリースローを1、2本決めて試合を終わらせるべきだったよ。

リック・カーライル

ただし、パワーランキング含む前評判でセルティックスの圧勝の意見が多かった中でこれだけの試合をしたと言う事実は素晴らしい結果だと言えるだろう。

この反省でさらに成長したカーライルHCの戦略が残りのシリーズの中でセルティックスをどこまで追い込んでいくのかが楽しみだ!

なお、タイリース・ハリバートン、ジェイレン・ブラウン、ジェイソン・テイタムのこの試合のスタッツは以下の通り。


MINFG3PTFTOREBDREBREBASTSTLBLKTOPF+/-PTS
タイリース・ハリバートン408-186-143-3033103132-1125
ジェイレン・ブラウン4410-201-45-816753131426
ジェイソン・テイタム4612-262-810-1221012430442036

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