【競争心の欠如】本気のオールスターは見られないのか?選手たちのコメントまとめ

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日本時間2月19日(月)に行われた2023−24シーズンNBAオールスター!

今シーズンはチーム・ウェスタンカンファレンス対チーム・イースタンカンファレンスに分かれての試合となり、歴代最高の211-186という点取り合戦の試合が展開されました!

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オールスターMVP

そんな歴代最高得点を記録したのは今シーズンにミルウォーキー・バックスに移籍したデイミアン・リラードとなりました!

リラードはこの試合でファンの期待に応えるかのように2本のロゴからの3ポイントを含む11本の3ポイントを成功させチームハイとなる39得点を記録しました!

また、前日に行われた3ポイントコンテストにおいても優勝を果たし、このオールスターウィークエンドで2冠王の称号を手にしています!

同じシーズンにオールスターMVPとオールスターサタデーナイトイベント優勝を果たしたのは1988年シーズンのマイケル・ジョーダン以来のNBA史上2人目の選手という記録となります!

競争心の欠如

そんな過去最高得点を記録したオールスターゲームではありましたが、その内容は多くのファンが待ち望んでいた姿とは別のものだったかのように思います。

その理由は例年にもましてずさんなディフェンス。

ポゼッションの多くはドリブルからスリーポイントを試投するという単調なものでそれに対してハードなシュートコンテストが全くとも言っていいほどありませんでした。

その証拠とも言える数値が試合を通じたファールの数!

なんと48分間で3つ。。これだと48分間の豪華メンバーによるシューティングを見せられているのと変わらないのでは。。?

そんなオールスターゲームへの取り組み方について複数の選手やレジェンドプレイヤーからも賛否の声が上がってきています。

デイミアン・リラード

一人目はこのオールスターでMVPを受賞し、ウィークエンドを通じてファンを盛り上げてくれたデイミアン・リラード!

彼としても思うところはあったのかインタビューの中で以下のようなコメントを残しました。

200点は思う。

ただ、君たち、あるいは誰が望んでいるのかわからないような試合はできなかったということだ。

デイミアン・リラード

なんとなく地元チームで初出場のタイリース・ハリバートンにMVPを取らせる雰囲気の中、1人逆行してプレーをし続けたリラード。

MVP受賞の際には会場からブーイングが出るなどもありましたが(上に貼った受賞動画音ありで聞いてみてください!)、ファンとしては全力でプレーする姿こそ見たいものなのではないでしょうか?

ジェイレン・ブラウン

2人目はジェイレン・ブラウン!

オールスター選手でありながらスラムダンクコンテストに出場し、過去にダンクコンテストで優勝したドミニク・ウィルキンスとディー・ブラウン、そしてNBAドラフト前の2021年に亡くなった友人のテレンス・クラークを称えるダンクを披露し決勝の舞台に進出!

惜しくも優勝は逃す(むしろ賛否両論あるダンクも多かった。。)もののこの週末を盛り上げようとしてくれた第一人者と言えるでしょう!

オールスター選手がこういったサタデーナイトイベントに参加しなくなっていることについてジェイレン・ブラウンは以下のようにコメントしたとアメリカのスポーツメディアであるbleacherreportが報じています。

このメディアの時代には、ミームや何かにされることを恐れる選手もいると思う。

僕はその中で楽しみたかったんだ。

ジェイレン・ブラウン

また、オールスター本戦での試合の出来についても思うところがあるようで、試合後のインタビューで以下のようなコメントも残していました。

それがどれだけ成功したかはわからない。

年月が経つにつれて、ファンが見たいものに戻っていくことを願っている。

(よりハードにプレーすることについて)議論もあった

みんな、楽しみながら安全にプレーする方法を模索しているんだと思う。

ジェイレン・ブラウン

レブロン・ジェームズ

そしてNBA界のKINGことレブロン・ジェームズ!

足の怪我などもあり出場時間が14分間と短くなっていたこともありますが、その中でオールスター初出場を彷彿とさせるトマホークを披露するなどハイライトを作りました!

そんなレブロンも競争心が見られなかったことについても言及しインタビューの中で以下のようにコメントを残しました!

それは我々が考えなければならないことだ!

レブロン・ジェームズ

アンソニー・エドワーズ

一方で、オールスターはあくまで休暇の一環であると考えている選手もいるようです。

その代表としてアンソニー・エドワーズは以下のようにコメントを残しました。

僕にとってはオールスターゲーム、競争心を見せることはないと思う。

もっと競技性を持たせるために何ができるのかはわからない。

break(休暇)なんだからね。

誰もここに来て競争したいとは思っていないと思うよ

アンソニー・エドワーズ

それを象徴するかのようにスキルズチャレンジに出場した際には利き手ではない左でスリーポイントを放ち全て外すなど勝利を渇望しているとは思えないプレーをしていました。

今後のNBAを支える若手スターとして個人的には本気で取り組み喜び、悔しがる姿が見たいですがその考えすら古いのか。。?

ラリー・バード

最後に紹介するのはNBAレジェンドのラリー・バード!

オールスターゲームに求めるものは、真剣に試合に取り組んでいる姿である。と改めて名言をした形となりました!

私が今日本当に見たいのは、選手たちがこのオールスターゲームに真剣に取り組んでいる姿だ。

世界最高の選手たちが一堂に会する以上、競争は必要だ

ラリー・バード

賛否両論あるNBAオールスターですが、今後果たしてフォーマットが見直されることがあるのか?

皆さんはどのようなオールスターが見たいでしょうか?

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