2023シーズンイースタンカンファレンスがついに完結!
0−3からの脅威のカムバックを見せたボストン・セルティックスでしたが最終第7戦ではわずかに及ばずマイアミ・ヒートが2023シーズンファイナルの出場を確定させました!
ヒートの軌跡
第8シードからアンダードッグ精神でイースタンカンファレンスファイナルまで勝ち進んできたマイアミ・ヒートの軌跡を確認していきましょう!
- レギュラーシーズン7位でプレーインへ
- プレーインゲームでホークスに敗戦
- 第8シード決定戦でブルズを破る
- 第1シードのバックスを第5戦で破る
- 第5シードのニックスを第6戦で破る
- 第2シードのセルティックスを第7戦の末破る
- プレイインチームとして初めてファイナル進出決定
- 第8シードで史上2番目のファイナル進出を記録
Miami's UNREAL playoff run continues
— Bleacher Report (@BleacherReport) May 30, 2023
-Lost first play-in game to Hawks
-Beat Bulls in play-in finale for No. 8 seed
-Knocked out No. 1 seed Bucks in 5
-Beat No. 5 seed Knicks in 6
-Beat No. 2 seed Celtics in ECF
-First play-in team to make the Finals
-Second No. 8 seed to ever… pic.twitter.com/h8Z7wneetJ
ジミー・HIM・バトラー
今年のヒートを語るに欠かせないのがチームの魂とも言うべき漢ジミー・バトラーの存在!
第7戦においても安定した活躍をみせ、ゲームハイとなる28得点を記録!
チームに勝利をもたらしました!
NBA史上2度目!
— NostaljyA.space (@NostaljyA_) May 30, 2023
第8シードからファイナル進出決定🔥!!
28得点
7リバウンド
6アシスト
3スティール
とにかく結束し続けて、このアフェーの場でやり切ることだけを考えていた!
だが、あと4戦残っている!
−ジミー・バトラー#HEATCulture #WhiteHot #NBAPlayoffs pic.twitter.com/ki2SdXNzjb
3連勝で始まったこのシリーズがまさか第7戦までもつれるということは多くのファンが驚いた結果となりましたが、ジミーは誰よりも自分とチームを信じていたのかもしれません!
その心を表すようにカンファレンスファイナルMVPを受賞した後のインタビューで以下のようにコメントを残しています!
おれは自分自身とこのグループを強く信頼している。
おれたちはそれを実現させただけだ。
ジミー・バトラー
“I have so much belief in myself and this group of guys.. We made it happen.”
— NBA on TNT (@NBAonTNT) May 30, 2023
Jimmy on calling that the Heat would get it done in the 2023 ECF pic.twitter.com/mqPkVaf6E1
また、ジミーの第7戦とイースタンカンファレンスファイナル7試合平均のスタッツは以下の通りです!
ジミー・バトラー | MIN | FG | FG% | 3PT | 3P% | FT | FT% | REB | AST | BLK | STL | PF | TO | PTS |
第7戦 | 43 | 12-28 | 42.9 | 3-7 | 42.9 | 1-2 | 50.0 | 7 | 6 | 0 | 3 | 2 | 1 | 28 |
カンファレンスファイナル平均 | 39.7 | 8.6-20.4 | 42.0 | 1.1-3.3 | 34.8 | 6.4-7.7 | 83.3 | 7.6 | 6.1 | 0.4 | 2.6 | 1.7 | 2.1 | 24.7 |
勝敗を分けた要因
第7戦は最終103−84でマイアミ・ヒートがブローアウトする形で勝負が決まりましたが、その勝敗を分けた要因をいくつかに分けて分析していきます!
ロールプレイヤーのステップアップ
長いプレーオフを戦い勝利していくためにはロールプレイヤーのステップアップすることが求められます!
レイカーズの躍進の裏に八村塁のステップアップがあったように、マイアミ・ヒートにおけるステップアップはケイレブ・マーティンの安定した活躍でした!
特に重要な第7戦においては自身プレーオフキャリアハイとなる26得点のダブルダブルを記録!
このシリーズ最高のサプライズでMVP投票でジミーに次ぐ4票を獲得!
— NostaljyA.space (@NostaljyA_) May 30, 2023
26 得点(プレーオフキャリアハイ)
FG 11/16
10 リバウンド
(この活躍は)幸せだ
…ただ、ぼくらの仕事はまだ終わっていない
−ケイレブ・マーティン#HEATCulture #WhiteHot
pic.twitter.com/qSH2TeGcTo
レギュラーシーズン平均9.6得点と1桁得点だった彼が26得点を取ったというのはファンでも驚いた活躍でしたが、チームメイトたちはケイレブ・マーティンの実力を誰より知っていたのかもしれません!
ケイレブの活躍についてコメントを求められたバトラーは以下のようにコメント!
最大限の賛辞を送っています!
(ケイレブが活躍したことは)おれたちにとっては驚くべきことじゃない。
…ただ彼を誇りに思うし、嬉しく思うよ。
ジミー・バトラー
"It doesn't surprise us…I'm so proud and happy for him."
— NBA (@NBA) May 30, 2023
Jimmy Butler praises teammate Caleb Martin following the Game 7 win 🔊#NBAConferenceFinals presented by @GooglePixel_US pic.twitter.com/mSFrDGDvcY
なお、ケイレブ・マーティンの第7戦とレギュラーシーズン平均のスタッツは以下の通りになります!
MIN | FG | FG% | 3PT | 3P% | FT | FT% | REB | AST | BLK | STL | PF | TO | PTS | |
第7戦 | 45 | 11-16 | 68.8 | 4-6 | 66.7 | 0-0 | 0.0 | 10 | 3 | 0 | 1 | 0 | 1 | 26 |
レギュラーシーズン平均 | 29.3 | 3.6-7.7 | 46.3 | 1.2-3.3 | 35.6 | 1.3-1.6 | 80.5 | 4.8 | 1.6 | 0.4 | 1.0 | 2.0 | 1.1 | 9.6 |
3ポイント成功率
このシリーズは3ポイント成功率が高い方が勝利を手にするという傾向が高かったシリーズとなりましたが、第7戦はその傾向がより顕著に出た形となりました!
どちらのチームも序盤から3ポイントの成功で流れを掴みにきていましたが、明暗の差がはっきりと出る形となりそのまま勝敗に反映されています!
前半終了で52-41でヒートがリード!
— NostaljyA.space (@NostaljyA_) May 30, 2023
ともに3ポイント構成ですが、成功率の差が大きく出た形となりました!
ヒート 8/16 50%
セルツ 4/21 19%
後半戦でこの確率が収束するのか、ヒートが走り抜けるのか?#playoffmode
pic.twitter.com/285tRd74Ag
最終スタッツで見てもヒートの3ポイント成功率が50%で終えたのに対し、セルティックスは21.4%と最後まで確率を上げることができずに試合を終え、その確率差がそのまま点差となっています!
テイタムの負傷
最後に名案を分けたのがエースのジェイソン・テイタムの捻挫になります!
こちらのファーストプレイから足首を捻ったテイタム
第7戦のファーストプレイから左足首を捻ってしまったテイタム
— NostaljyA.space (@NostaljyA_) May 30, 2023
現状出場し続けていますが、この影響が今後どのように響いていくか。。#BleedGreen
pic.twitter.com/BMGwEDsgyd
その後試合には出場し続け42分間の出場で14得点、11リバウンドのダブルダブルを記録しますが、彼に取ってはかなり低い水準のスタッツとなっていたというのは間違いないでしょう!
また、試合後の会見場を去る際もかなり足をかばって歩いている姿が目撃されています。
Jayson Tatum limps off the podium after the Celtics Game 7 loss.
— ClutchPoints (@ClutchPointsApp) May 30, 2023
Tatum played 42 minutes after spraining his ankle on the first play of the game.
pic.twitter.com/1E2oIhSK3g
なお、テイタムの第7戦のスタッツとカンファレンスファイナル平均スタッツは以下の通りになります!
MIN | FG | FG% | 3PT | 3P% | FT | FT% | REB | AST | BLK | STL | PF | TO | PTS | |
第7戦 | 42 | 5-13 | 38.5 | 1-4 | 25.0 | 3-4 | 75.0 | 11 | 4 | 0 | 1 | 2 | 2 | 14 |
カンファレンスファイナル平均 | 40.7 | 8.6-18.3 | 46.9 | 1.6-6.7 | 23.4 | 6.6-7.3 | 90.2 | 10.3 | 5.4 | 0.7 | 1.0 | 2.7 | 3.7 | 25.3 |
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