日本時間5月27日(月)に行われたウェスタンカンファレンスファイナル!
シリーズ開始前の下馬評を覆しダラス・マーベリックスがミネソタ・ティンバーウルブズに対して3連勝!
ファイナル進出へ王手としたがこの連勝の要因は最強DUOルカイリーの活躍だということは間違いないが、そこまでルカを成長させたカイリーの存在が大きいのかもしれない。
One more. MAVS DUB!!!@Chime // #OneForDallas #MFFL pic.twitter.com/HiE2Zbdt9G
— Dallas Mavericks (@dallasmavs) May 27, 2024
最強DUO決定!
このシリーズを通じてルカ・ドンチッチとカイリー・アービングの活躍は素晴らしいものであるがシリーズ第3戦の今回もともに33得点とスコアをシェア。
まさにアンストッパブルなオフェンスを見せている。
現役最強DUOルカイリーに決まる🎠
— NostaljyA -Basketball info. (@NostaljyA_) May 27, 2024
ドンチッチ カイリー
33得点 33得点
7リバウンド 3リバウンド
5アシスト 4アシスト
5スティール ±+12
“One more! One more!! One more!!!”#NBAPlayoffs #OneForDallas
pic.twitter.com/P4YZIDlkKa
このDUOについて特筆すべきは第4Qの破壊力だ。
この第3試合における第4Qのルカイリーの得点は合わせて21得点となっているが、この数値はティンバーウルブズのチームでの合計20得点を上回っているのだ!
1得点差を争うクラッチタイムの中でどちらがボールを持っても気が休まらないというのは対戦相手のディフェンスプランに強烈なインパクトを残しているのはこのプレイオフで明確になっている。
Mavs-Timberwolves Game 3 4th quarter 😳
— ClutchPoints (@ClutchPoints) May 27, 2024
Luka Doncic/Kyrie Irving:
21 points, 8-of-10 FG, 2-of-2 3PT
Minnesota:
20 points, 9-of-20 FG, 1-of-8 3PT pic.twitter.com/szdwrWx2D8
また、歴史的に見てもこのDUOは最強の名にふさわしいスタッツだと言える。
前述の通り2人とも30得点を超える得点を記録しているが、過去50年間のNBA史において1度のカンファレンスファイナルの舞台で30得点以上を記録した4度目の記録となっている。
- シャキール・オニール&コービー・ブライアント (2000年シーズン)
- ケビン・デュラント&ラッセル・ウェストブルック(2014年シーズン)
- ケビン・デュラント&ラッセル・ウェストブルック(2016年シーズン)
- カイリー・アービング&ルカ・ドンチッチ (2024年シーズン)
Kyrie and Luka tonight pic.twitter.com/JOgbeJ2SBO
— Oh No He Didn't (@ohnohedidnt24) May 27, 2024
カイリーのポジティブな影響
そんな最強の名をほしいままにできる状況にある2人だが現在の状況に慢心はないのかもしれない。
カイリー・アービングは試合後の会見にて以下のように言及。
あくまでもファイナル制覇が揺るぎない目標であることを明言した。
2人でリングを獲らなければ意味がないんだ。
今は僕らより先に実績を作り、実際にリングを獲得した選手たちに敬意を表したい。
そして僕らの時代が来るんだ
ルカと僕のパフォーマンスを楽しんでもらってるのはありがたいが、チーム無しではここまで勝ち進んでいない。
これはチームの勝利だ。
カイリー・アービング
— BNFA aka NBAnews4All (@__BNFA) May 27, 2024
また、こういった言動や態度がルカ・ドンチッチにも良い影響を及ぼしているのかもしれない。
以前からカイリーから良い影響を受けていることは以前から言及していたルカだが、この試合の最終盤にもNBA選手としてあるべき姿を説かれたことを会見の場で明らかにしている。
ラストポゼッションの時にカイリーに”くっそ疲れたよ…”と愚痴をこぼしたんだ。
そしたら彼が”それが本来あるべき姿だ!”っていってくれたんだ。
彼がチームにいることは僕にとってアンビリーバブルで、毎日のようにポジティブな刺激をもらえているんだ!
ルカ・ドンチッチ
Luka said on the last possession he turned to Kyrie and said: “I’m tired as shit.”
— Dorothy J. Gentry (@DorothyJGentry) May 27, 2024
Kyrie told him: “That’s the way it’s supposed to be.”
Luka on Kyrie: “It’s been unbelievable to have him on our team. It’s a blessing.”#Mavs pic.twitter.com/iFiMMvS1Q8
また、指揮官のジェイソン・キッドも最強のバックコートDUOについての質問について、カイリーの役割を重要なポイントだとしてコメントを残している。
成熟度やスキルの面で言えば、彼らはフィットしていると思う
彼(カイリー)は偉大な選手たちと一緒にやってきた実績がある。
だから、彼は2番手や1番手であることを気にしない。
彼は見せるべきものを見せるだろうし、今シーズンはルカとそうしてきた。
彼は忍耐強く、冷静でいてエネルギーはポジティブなところにある。
NBA史上最高のバックコートか?ちょっとクールな話題だとは思うけどね。
ジェイソン・キッド
"There's a debate out there 'is this the best backcourt in NBA history?'… that's kinda cool"
— NBA (@NBA) May 27, 2024
– Jason Kidd gives an excellent answer on why Luka and Kyrie are working out so well 👏👏 pic.twitter.com/8imj2Nmhbk
なお、第3戦におけるカイリー・アービングとルカ・ドンチッチのスタッツは以下の通りだ。
MIN | FG | 3PT | FT | OREB | DREB | REB | AST | STL | BLK | TO | PF | +/- | PTS | |
カイリー・アービング | 42 | 12-20 | 3-6 | 6-8 | 0 | 3 | 3 | 4 | 1 | 0 | 4 | 1 | 12 | 33 |
ルカ・ドンチッチ | 41 | 10-20 | 5-11 | 8-10 | 1 | 6 | 7 | 5 | 5 | 1 | 3 | 2 | 6 | 33 |
スウィープか?一矢報いるか?
3−0となったこのシリーズだがここからの注目はこのままの勢いでマーベリックスがスウィープするのか?
それともティンバーウルブズが一矢報いる試合運びをできるのか?という点になるだろう。
普通に考えればクローズアウトゲーム14連勝中のカイリー・アービングがいるマーベリックスがそのまま4連勝とすることが予想されるが、ティンバーウルブズのエースであるアンソニー・エドワーズはあくまでもポジティブな姿勢を貫いている。
「空が落ちてくる 」とは決して思わないだろう。
俺はいつも前向きだ。いつもハッピーなんだ。
俺たちはこれまでも最悪の事態を乗り越えてきた。空が落ちてくることはないんだ
アンソニー・エドワーズ
”I never think the sky is falling. I’m always positive. I’m always happy. I’ve been through the worst, so the sky is never falling for me.”
— ClutchPoints (@ClutchPoints) May 27, 2024
Anthony Edwards on his positive mindset 🙌pic.twitter.com/9JUZmJIMMY
このシリーズ調子を落としているアンソニー・エドワーズだが、ネクスト・ジョーダンの異名のように逆境を跳ね返す活躍を見せることができるのか?
Anthony Edwards had the WORST 3-game shooting stretch of his entire career 😳
— Basketball Forever (@bballforever_) May 25, 2024
He's shot 17-57 FG over the last 3 games. pic.twitter.com/GaWvksXe9t
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