ファイナル第1戦の逆転劇の裏側。GSWのもつ不安点とは。。?

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現在行われている2021−2022シーズン NBAファイナルではウェスタンカンファレンスの王者ゴーデンステイト・ウォーリアーズとイースタン・カンファレンスを制したボストン・セルティックスぶつかり合っています!

第1戦目では、第3Qまで12点差をつけておりホームコートアドバンテージを持っていたウォーリアーズが第4Qにて逆転負けしてしまうというまさかの展開がありました!

本日はその逆転劇は何が要因だったのか考えていきます!

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ベンチメンバーの精度

まず一つ目に挙げられるのがベンチメンバーの精度です。

第1戦でのベンチメンバーの注目スタッツを以下にまとめてみました!

ReservesプレイタイムTOVTOV(%)PTS
デリック・ホワイト31:49213.6%21
グラント・ウィリアムス16:1700%0
ペイトン・プリチャード15:3200%8
ダニエル・タイス5:5900%3
合計232
ボストン・セルティックス:リザーブ(得点ありのみ)
ReservesプレイタイムTOVTOV(%)PTS
ジョーダン・プール25:01431.3%9
オットー・ポーターjr23:31116.7%12
アンドレ・イグダーラ12:01120.0%7
ネマニャ・ビエリツァ0:4800%3
合計631
ゴールデンステイト・ウォーリアーズ:リザーブ(得点ありのみ)

得点こそ32−31点とほぼ同じ数値を出しており差が無いようにも見えますが、注目すべきはTOV(ターンオーバー)の数値になります。

合計値でいうと2−6で4本の差が出ていますが、その内容で言うとボストンのTOVは31分以上の出場でチームを牽引する活躍を見せたデリック・ホワイトがわずかに2回だけその他のメンバーは1回も犯していないという結果になっています。

さらに細かい数値で言うとTOV(%)(100ポゼッションあたりのTOVを犯す割合)では、ホワイトがわずかに13.6%なのに対し

ウォーリアーズ側はジョーダン・プール(31.3%)、アンドレ・イグダーラ(20.0%)、オットー・ポーターjr(16.7%)とかなり厳しい数値となっており、セルティックスのディフェンスに対応しきれていないといえます。

その結果を象徴しているが、ターンオーバーからの失点です。セルティックスが10失点なのに対し、ウォーリアーズが21失点とまさに勝敗を分けた点差がここに現れているといえるでしょう!

ディフェンス精度

続いて言及していくのがディフェンス精度になるでしょう!

まずゲームを通してシュートが非常に高い精度で決まっていたと言うことを言及しておくべきでしょう!

フィールドゴールでは、セルティックスが50.6%、ウォーリアーズが44.3%

3ポイントでは、セルティックスが51.2%、ウォーリアーズが42.2%!なんとセルティックスは3ポイントの方が数値が高いと言う結果になっています!

セルティックスウォーリアーズ
FG43-8539-88
Field Goal %50.6%44.3%
3PT21-4119-45
Three Point %51.2%42.2%

その高精度なシュートの放ち合いの中で問題となっているのが、ウォーリアーズのディフェンス精度になります。

具体的に言うと、セルティックスが放った3ポイントの41本のシュートのうち38本がオープン、またはワイドオープンで放たれているというのです!

さらに一人に言及していくとすると、先ほどのベンチメンバーの中でターンオーバー数でも言及したジョーダン・プールが挙げられるでしょう!

レギュラーシーズンでは、スプラッシュブラザーズの3人目としてチームのオフェンスを牽引してきた彼ですが、このシリーズではややディフェンスの足を引っ張っている様子。

ジョーダン・プールのこのディフェンスの不甲斐なさにプレー中にも関わらずカリーもこの表情。。

デビューから2年目の彼に攻守においてそこまで精度の高いプレーを求めるのも酷な話ですが、これがファイナルを制覇するという事なのでしょう!

残された試合の中で、彼がさらなる高みへ駆け上がっていけるかが引いてはウォーリアーズ全体の勝敗にまで影響してきそうです!

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