今シーズンなりもの入りでNBA入りしてきたビクター・ウェンバンヤマ！
デビュー前は線が細すぎる。NBAで通用するかはわからない。など多くの疑念の声もありましたが、シーズンが始まってからは素晴らしい活躍でそんな声を黙らせてきました！
スタッツ＆スキルセット
残念ながら所属するサンアントニオ・スパーズは早々にプレーオフ進出の希望が立たれた状況となっていますが、一方でビクター・ウェンバンヤマの影響度は日に日に増して行っています！
特に直近の活躍は凄まじく、5試合平均のNBA記録を更新するという快挙を成し遂げました！
ルーキー・オブ・ザ・イヤー受賞に向け爆進するウェンビー！
— NostaljyA -Basketball info. (@NostaljyA_) April 8, 2024
直近5試合での平均スタッツとしてはNBA史上初の記録に到達…👽
29.0得点
14.8リバウンド
7.0アシスト
4.6ブロック#PorVida
pic.twitter.com/o16LjRDjJs
また、223.5cmとは思えないスキルセットも素晴らしく、往年のスーパースターたちが残してきたプレーをトレースするかのようなハイライトプレーを多く残しまさに異次元の活躍を見せています！
This is the worst version of Wemby we'll ever see pic.twitter.com/5dKHZ6S1J9
— Spurs Culture (@SpursCulture) April 2, 2024
ウェンバンヤマのインパクト
ルーキーにして他に類を見ないインパクトを試合に残しているウェンバンヤマですがここではオフェンス面とディフェンス面に分けて紹介していきます！
オフェンス面でのインパクト
ますはオフェンス面でのインパクト！
先に紹介したように素晴らしいスキルセットで得点を重ね日本時間4月8日(月)時点では平均21.3得点（リーグ32位、チーム1位）という高い水準をキープ！
この数値は今年のルーキーと比べても頭一つ抜けた数値となっています！
The TOTAL POINTS and POINTS PER GAME leaders through 4/2 among #NBARooks.
— NBA.com/Stats (@nbastats) April 3, 2024
📊 https://t.co/MHnnhn3Avc pic.twitter.com/21lYhTMraH
また、3月30日に行われた試合ではキャリアハイとなる40得点、20リバウンドを記録！
本当に彼のポテンシャルの底が見えない！！！
Victor Wembanyama is the first rookie since Shaquille O'Neal (46 PTS, 21 REB on 02/16/93) to record a 40-PT, 20-REB game. pic.twitter.com/yMIzGwePcR
— NBA History (@NBAHistory) March 30, 2024
ディフェンス面でのインパクト
一方でオフェンスよりも注目すべきなのがそのディフェンス面でのインパクトになります！
スパーズ公式が3月23日にあげた投稿によるとウェンバンヤマがオンコートの際のディフェンシブ・レーティングはリーグ1位なのに対してオフ・コートの際は25位にまで下がっているというのです！
So basically, he's the best defensive player in the NBA pic.twitter.com/CBCmMy4lwt
— Spurs Culture (@SpursCulture) March 22, 2024
245cmあるウィングスパンでブロックを量産しているウェンバンヤマはルーキーシーズンが終わる前にNBA史におけるプレイヤーの86％以上よりも多いブロック数を記録。。。！
Wemby already has more blocks as a rookie (235) than most NBA players EVER 🤯
— Bleacher Report (@BleacherReport) April 3, 2024
(h/t @StatMamba) pic.twitter.com/2f8BD2qq9N
さらにブロック＋スティールの合算数値においても直近9年のディフェンシブ・オブ・ザ・イヤーの選手たちの数値を大幅に上回っています！
Wemby ALREADY has more BLK + STL than any of the last 9 DPOY winners in the season they won the award:
— Basketball Forever (@bballforever_) March 22, 2024
Wemby – 290 (and counting)
Jaren Jackson Jr. — 254
Marcus Smart — 137
Rudy Gobert — 230
Giannis Antetokounmpo — 127
Draymond Green — 260
Kawhi Leonard — 199
Joakim Noah… pic.twitter.com/4ka5Ku7WLg
DPOY獲得の可能性
そうなってくるのがディフェンシブ・オブ・ザ・イヤー獲得の可能性があるのか？という点でしょう！
2023−24シーズンのDPOYの候補4名の今シーズンのスタッツを見比べていきましょう！
| GP | MIN | FG% | 3P% | FT% | REB | AST | BLK | STL | PF | TO | PTS | |
| ビクター・ウェンバンヤマ | 69 | 29.6 | 46.5 | 32.6 | 79.7 | 10.7 | 3.8 | 3.6 | 1.3 | 2.2 | 3.7 | 21.3 |
| ルディ・ゴベア | 72 | 34.0 | 65.3 | 0.0 | 63.6 | 12.8 | 1.3 | 2.1 | 0.6 | 3.1 | 1.6 | 13.7 |
| アンソニー・デイビス | 74 | 35.5 | 55.4 | 28.0 | 81.6 | 12.6 | 3.5 | 2.4 | 1.2 | 2.3 | 2.1 | 24.5 |
| バム・アデバヨ | 67 | 34.2 | 51.9 | 34.3 | 75.5 | 10.7 | 4.0 | 1.0 | 1.1 | 2.3 | 2.3 | 19.6 |
Who is the 2023-24 DPOY? pic.twitter.com/OYLCU1H2dV
— StatMuse (@statmuse) April 8, 2024
アメリカのスポーツメディアであるSporting Newsによるとその中での有力候補が過去3度受賞経験のあるルディ・ゴベア！
ルディ・ゴベアの所属するミネソタ・ティンバーウルブスは今シーズンのベストチームのひとつであるだけでなく、シーズンを通してリーグ最高のディフェンスレーティング（107.7）でありその要となっていたというのは評価として大きいようです！
一方で、単純なスタッツだけ見ればビクター・ウェンバンヤマが妥当なようにも見えますが、彼が受賞する可能性は限りなく低いというのがアメリカ現地での評価となっているようです！
その大きな理由は、スパーズが西地区ワーストチームで、ディフェンシブ・レーティングが22位に甘んじているため。
過去20年間で、チームがディフェンシブ・レーティング5位以下だったにもかかわらずDPOYを獲得した選手は1人しかおらず、その受賞したマーカス・キャンビーでさえ、所属するデンバー・ナゲッツのディフェンシブ・レーティングは11位になっています！
先述した通り、ウェンバンヤマの出場時間だけ見れば可能性が十分ありますが、長い出場時間でディフェンスに貢献した。というのも指標の一つになるのかもしれません！
今後の成長
最後にルーキー・オブ・ザ・イヤーほぼ確定となったウェンバンヤマのコメントを紹介します！
シーズンを振り返ってみると、僕らの成長もそうだし、僕の成長もわかる。
良くなったことは嬉しい。
確実に言えるのは、僕はまだベストの状態には達していないということだ。
僕の進歩がすぐに止まることはないだろうね
ビクター・ウェンバンヤマ
Spurs rookie Victor Wembanyama speaks about his improved performances throughout the season 🗣
— ClutchPoints (@ClutchPoints) March 18, 2024
"Looking back at the season, I can see our progression, but also my progression… I'm glad of the way we got better… What's for sure is I'm not even close from being at my best. I… pic.twitter.com/hEfDvvhqGi
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