前半だけでウォーリアーズをブローアウトしたグリズリーズの強さのポイントとは?

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ウェスタンカンファレンスのカンファレンスセミファイナルで激突しているレギュラーシーズン2位のメンフィス・グリズリーズと3位のゴールデンステイト・ウォーリアーズとの第5戦が行われました!

第4戦では、ウォーリアーズのヘッドコーチを務めるスティーブ・カー氏とグリズリーズのエースジャ・モラントが不在という状況となりどちらも力を出しきれない戦いとなっていました。

そのHC、エース不在の状況は変わらない中、第5戦では両チームの出来ばいがそのまま勝敗に直結しました!

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試合展開

3勝1敗と後がない状況でエース不在のグリズリーズ。ホームコートアドバンテージこそあれど、この試合での敗北というという予想の多い中試合が始まりました。

しかし、そんな評価を覆し試合のペースは完全にグリズリーズムードなんと前半終了時点で27点差をつけることに成功します!

これにはこの日のウォーリアーズのチームハイを記録したクレイ・トンプソンもこの表情。。

後半に入ってもグリズリーズの勢いは止まることを知らず、なんと3Q残り5分で50点差がつき実質ゲームセット。

後半にギアを上げることに定評のあるウォーリアーズですが、この点差を跳ね返すパワーは残っておらずベンチメンバーを織り交ぜながらの戦いとなっていきました。

なお、この試合最大で55点の点差がつくことになりました。

勝敗を分けた要因

ゲームセットのタイミングでは134−95で39点差と多少は点差が縮まったものの一度もリードを奪わせない中での勝利となります!

この試合でここまで大幅な点差がついたのは、インサイドの強さとディフェンスの成功が特筆できるポイントでしょう!

まずはインサイトのチームスタッツの差を見ていきましょう!

グリズリーズウォーリアーズ
FG%45.047.5
リバウンド3755
オフェンスリバウンド18
ペイントエリア得点3650
主なチームスタッツ(インサイド比較)

上記数値から分かるように、FG%の値に大きな差はないもののオフェンスリバウンドだけで14本の差がでており、セカンドチャンスから得点に繋がっていることが見て取れます!

続いて、ディフェンススタッツ

ウォーリアーズグリズリーズ
ディフェンスリバウンド3337
ターンオーバー2210
スティール312
ファストブレークポイント916
主なチームスタッツ(ディフェンススタッツ比較)

こちらもディフェンスリバウンドの数は大きく変わらないもののターンオーバーで12本、スティールで9本を大きく差が出ておりグリズリーズのディフェンスプランが大きく刺さっていることが明白です!

上記のように、オフェンス、ディフェンスともにゲームプランを着実に遂行し完勝したということが数字から見てもわかってきます!

一方のウォーリアーズですが、ヘッドコーチの不在がここにきて大きく影響してきているようにも見受けられます。

隔離期間から考えるとおそらく次回の第6戦にはチーム帯同がされることが予想されるスティーブ・カー氏。

果たして今回の試合の結果を受けてどのような作戦を組んでくるのか注目です!

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