2021−2022シーズンのダークホースでウェスタン・カンファレンス2位でプレーオフ進出を決めているメンフィス・グリズリーズ。
MIP(Most ImprovedPlayer)候補に名を連ねるエース ジャ・モラント を筆頭に若手の台頭で止めようがない勢いを持っています!その証拠と言わんばかりに、モラントが3月末から訴えている膝の怪我で離脱してもチームの勝率は変わらず!むしろ高い?といった異次元の数値を残していました!
そのモラントはレギュラーシーズン終了まで離脱の予定でしたが、2022年4月10日のニューオーリンズ・ペリカンズとの試合で劇的なカムバックし最大で43得点差をつける圧倒的な勝利を収めています!
個人スタッツでも ジャ・モラントが21得点、9アシスト、4リバウンド。ディロン ブルックスがチーム最多の23得点、5アシスト、JJJ(ジャレン ジャクソンJr.)が12得点、4ブロック。
そして、ベンチから出てきたブランドン クラークがフィールドゴールを10分の10で沈め、20得点、5リバウンドと一人も30分以上の出場はしないバランスの良いスタッツ配置となっています。
※モラントの大学時代の同期、ザイオン・ウィリアムソンの復帰も期待されていましたがそれは叶いませんでした。。
そして、その圧倒的な勝利の裏には数々の記録の達成がありました!
まず1つ目がシーズン勝利数です。2022年4月10日の試合で勝利し、シーズン合計勝利数が56勝になりました。
この勝利数は、2012−2013シーズンに記録しているフランチャイズレコードのタイ記録になります。明日にもボストン・セルティックス戦があるため、こちらの記録の更新にも期待がかかっています!
そして、2つ目の記録は3Qにおける得点記録です!
この試合の3Qグリズリーズは55得点を記録し、こちらもフランチャイズ・レコードを更新。前半終了時点17点だった点差を3Q終了時点で39点様で広げています!
なお、この3Qには1Qでのフィールドゴール成功数(20本)、1Qでのアシスト数(16本)のフランチャイズレコードも同時に更新していました。
この3Qの55得点というのは、長いNBAの歴史の中でもかなりレアな記録で現在のNBA記録として残っているバッファロー・ブレーズス(現:ロサンゼルス・クリッパーズ)が1972年に残した58得点に僅かに及ばなかったものの、この点数の高さが理解できますね!
55得点達成時のモラントもこの表情笑!
※合計アシスト数41本もフランチャイズレコードだ!と現地の解説の方が叫んでいた気がしますが、そのソースが見つけられなかったため割愛します。。もし情報お持ちの方がいらっしゃいましたらコメント欄で教えてください!
なお、 ジャ・モラントとブランドン クラークの2021−2022シーズンのスタッツは以下のようになっています。
2021−2022シーズン | GP | MIN | FG% | 3P% | FT% | REB | AST | BLK | STL | PF | TO | PTS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ジャ・モラント | 56 | 33.3 | 49.3 | 34.0 | 76.2 | 5.7 | 6.7 | 0.4 | 1.2 | 1.5 | 3.4 | 27.6 |
2021−2022シーズン | GP | MIN | FG% | 3P% | FT% | REB | AST | BLK | STL | PF | TO | PTS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ブランドン クラーク | 63 | 19.5 | 63.6 | 22.7 | 65.4 | 5.3 | 1.3 | 1.1 | 0.6 | 1.9 | 0.5 | 10.3 |
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